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2024.02.18
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岐阜市消費生活センターからのお知らせ

クローバは2023年度岐阜市消費生活センターから消費者向けに様々な消費トラブルを回避してもらうように情報提供事業を受託しております。

 

今年度は女性に多いといわれるトラブル4事例を挙げます。

 

【契約途中で倒産しちゃった!トラブルの場合】

 

 

昨年、女性専用脱毛サロン「ビューティースリー」や「銀座カラー」を運営する企業が倒産し、約80億円約58億円の負債が発生し、4万6千人や10万人の会員に影響が出ました。

 

倒産増加の原因は、コロナ禍の影響や激しい競争が挙げられます。

 

顧客からの相談も増加し、返金要求もありますが、実際には返金は難しく、クレジット契約の場合は支払い停止の抗弁書を送付することになります。

 

また、クレジット会社との交渉には契約書面や会員カードの写しを含む資料が必要です。

 

永久通い放題プランなど長期契約は慎重に。

 

 

【賃貸アパート契約のときに注意!】

 

 

賃貸アパートの契約に関する内容を説明します。

 

最初の事例では、新しいアパートを見つけたために既存の契約を解除したい20歳代女性が相談しています。

しかし、契約が成立していると一方的に解約することはできません。

 

契約書に中途解約の特約がなければ、一般的には一か月前に通知してから解約できます。
敷金は損害補償のために預けるものであり、損害がなければ返金されますが、仲介手数料は成功報酬であるため返金されません。

 

退去時のトラブルでは、12年間住んだアパートを退去する際に、畳やクロスの修繕費用を請求される30歳代男性の事例があります。
国土交通省のガイドラインによれば、通常の損耗は大家の責任であり、借主が壊した場合には借主が負担することになります。

 

この場合、大家と借主が話し合った結果、大家がほとんどの修繕費用を負担し、敷金の大部分が返金されました。

入居と退去時には部屋をよく見て写真に残し、チェックリストを作成しておくことが重要です。

 

また、大家にもチェックリストを提供し、話し合いがまとまらない場合は裁判所での訴訟や民事調停を検討することもできます。

 

 

【ネット通販トラブルに注意!】

 

 

通信販売での「定期購入」に関する相談が岐阜市だけでなく全国の消費生活センター等に多く寄せられています。

 

例)低価格で購入したつもりが、4回の購入が条件の定期購入契約だった
例)「いつでも解約可能」な定期購入で化粧品を注文し、初回のみで解約しようとしたが、うまく解約手続きができない

などの事例があります。

 

インターネットで注文する際は、契約条件の細部をしっかり確認しましょう。

低価格を強調したり、注文を急がせたりする販売サイトでは特に警戒して確認が必要です。

 

「最終確認画面」はスクロールして最後までしっかり確認しましょう!

 

実在する通販サイトを模した偽サイトによる被害も増えています。
・極端に安い、異例のセール
・文章に違和感がある
・会社概要・連絡先が不明
・問い合わせ先がフリーメールアドレス
などは注意してくださいね

 

【偽警告によるサポート詐欺に注意!】

 

 

パソコンなどでインターネット閲覧中に「ウィルスに感染している」などの偽のセキュリティ警告等を表示し、金銭を騙し取ろうとする、いわゆる「サポート詐欺」が全国的に多発しています。

 

「サポート詐欺」被害に遭わないために、
☑ネット利用中の突然の警告等は、偽物の可能性があります
端末の状態を正確に伝えているとは限りません
☑警告画面に表示されている連絡先に電話しない!慌てて電話すると、相手からさらに不安をあおわれ、有償サポートの契約を迫られます
☑自分で判断できない場合はまわりの人に相談しよう
☑連絡してしまっても、
指示されるままプリペイド型電子マネーを購入しない
番号を伝えない
クレジットガード番号を教えない

 

警告画面・音への対処方法
①まずは端末の音量を「0」無音に
②端末に導入しているセキュリティソフトで問題の有無を確認
③警告画面を消したいときは、インターネットブラウザ等を終了
パソコンは「Ctrl」+「Alt」+「Delete」の3つのキーを同時に押して「タスクマネージャー」を起動すれば、問題のブラウザやアプリを終了することができます