活動報告

  • HOME
  • お知らせ
  • 「子どもの留守番!お約束チェックシート」のページができました
2020年4月6日
  • お知らせ
  • 活動報告

「子どもの留守番!お約束チェックシート」のページができました

■「岐阜新聞」に掲載されました

2020年4月25日 岐阜新聞

 

■「中日新聞」に掲載されました

2020年4月20日 中日新聞

 

現在、新コロナウイルスの影響で休校が続いています。子どもと一緒に過ごしてあげたいが仕事を休むことができず、どうしても子どもだけで家にいるというご家庭も多いかと思います。
子どもの安全を守るためには、お留守番のための「ルール作り」をしておくと安心です。

クローバが2014年「安心・安全な子どもの留守番事業」で岐阜市やドコモから助成金をいただき、岐阜県警や岐阜市監修の下、クローバが作成したチラシです。

子どもだけを留守番させる際に気をつけること、困った時の連絡票などがまとめられています。
ぜひ活用して子どもの安全を守りましょう。

 

   

 

 

 

 

 

 

 

■留守番中の防犯・防災チェック項目

子どもを守れるのは「日ごろの約束」です!

■家に大人がいないことを、友だちや人に話さない
■カギを見えるところにつけない

□ターゲットを物色中の不審者に、家に大人がいないことが漏れ聞こえると、空き巣や誘拐の危険度が高まります。
□カギを他人に見えるところにつけると、無理矢理はぎ取られ、転倒・ケガにつながるだけでなく、その後つけられ、家を特定、侵入されることもあります。
□カギを見せないように約束し、持ち運ぶときにしまう所を決めましょう。また、留守番をしていることを友だちや人に言わないように子どもと約束しましょう。

 

 

■家にだれもいなくても、大きな声で「ただいま!」と言う
■カギを玄関ドアに差したままにしない
■家に入ったら、すぐに玄関ドアのカギをかける

□挨拶をすることで、家人がいるかと不審者は警戒します。出来るだけ大きな声で言うように、日ごろから習慣にするとよいですね。
□カギの抜き忘れは意外と多いものです。カギの指定席を作っておくと子どもにも分かりやすく、うっかりミスを減らすことができます。
□カギを挿す前に、周りを見ることも大切です。玄関ドアが開く瞬間を狙われることがあるので、注意が必要です。
□家に入ったら、すぐにカギをかけるように徹底しましょう。「まずカギ!すぐカギ!」です。

 

 

■だれが来ても、玄関ドアを開けない
■電話やインターホンにも出ない

□不審者の中には、宅配業者・郵便配達員・電力会社等の人間になりすまし、警戒を解こうとする者もいます。誰が来ても、インターホンには出ない・玄関を開けないように子どもに伝えておきましょう。
□子どもの年齢にもよりますが、小学生は基本的に留守番中の電話には出ない方が安全です。家族と連絡をとる方法を決めておきましょう。例えば、番号表示される電話機ならば、家族の場合のみ出る・3回呼び出し音を鳴らし一度切る・など。
□もし、インターホンに出てしまった場合は、「お母さんは、今電話中です。」電話に出てしまった場合は、「お母さんは、今お客さんといます。」など、家に誰かいるかのような言葉を続けるとよいでしょう。

 

■火を使わない
お湯がほしい時は、電気ポットを使う。寒い時は、エアコンを使う。調理するときは電子レンジを使う。

□火元になる物を子どもの目につく場所に置かないようにしましょう。(チャッカマン・マッチ・ろうそく・ライター等)
□火は使わせないようにしましょう。ストーブではなく、エアコンを使用する・お湯は電気ポットや水筒に入れておく等工夫しましょう。
□料理はさせない方が安心です。やむを得ない場合は、電子レンジをしようするなど、子どもと一緒に考えましょう。
□万が一、出火した場合は、すぐに外へ出て「火事だ!」と大声で叫ぶようにします。とっさに大声は出にくいので、練習しておくとよいでしょう。子どもだけで消火を試みるのは危険です。まずは大人を呼ぶように徹底しましょう。

 

 

□何かあったときには留守番連絡票をみるよう日ごろからお声かけください。
□110・119番にかけるのは一番の選択ではなく、身近な人に相談して指示を仰ぐようにご指導ください。
上記チェック項目を参考に、各家庭で留守番の約束を話し合い、「我が家ルール」を作ってみてください。

 

内容監修

岐阜県/岐阜県警察本部/岐阜市消防署本部

 

 

 

■保護者の皆様へ

子どもだけの留守番時、犯罪や災害に巻き込まれる可能性もあります。お兄ちゃんがいるから・子ども2人での留守番だから・この頃しっかりしてきたから…
「だから大丈夫。」と思われる親御さんもいらっしゃるのではないでしょうか。
しかし、実際には「ちょっとした物音で怖い思いをした。」・「知らない人が訪ねてきて怖かったし困った。」という子どもからの意見もあるのです。
またカギをかけた家は密室です。中で起こっている犯罪や事故に、外の人間は気づくことができるでしょうか。そう考えると、まずは防ぐことが大切です。
では、どうしたら留守番中の子ども達を守ることができるでしょうか。
留守番は、何歳から大丈夫という決まりはありません。それぞれのご家庭で判断し、決めておくことですね。何かあってから、こうしていれば、ああしていれば…では遅いのです。地域でも防犯・防災ももちろん大切ですが、まずは家庭からです。
子どもと一緒に
・危険な目にあわないために気をつけることや困った時にどうすればよいか具体的な行動を話し合う
・困った時に連絡する相手を決め、電話番号を目につく場所に貼る
など大切な家族を守るために、この案内をご活用いただけたら幸いです。

 

※2014年『安心・安全な子どもの留守番事業』で岐阜市やドコモから助成金をいただき、岐阜県警や岐阜市監修の下、クローバが作成したチラシです。